昔行った七福神めぐりが懐かしくなり、今はどうなっているのか調べました。
東京では宝船を頒布していることが確認できたのは隅田川七福神めぐりでした。
実際に昨年行ってきましたので、気付いたことなどを記しておきます。
七福神めぐり
東京周辺の七福神めぐりはいくつかありましたが既に終わっているものもあります。
その中で隅田川七福神めぐりは、毎年サイトが更新されているので、まだ続いていることが確認できたので行ってきました。
facebookページもできたようです。
場所は東京スカイツリーの近くです。
平成30年は開祀貳百年記念(かいし にひゃくねん きねん)だったそうです。
注意点
注意点だけ先に記しておきます。
隅田川七福神めぐりの日程は「ご開帳」は元旦から7日まで、「縁起物頒布」は8日までとのことです。
宝船などの頒布は9時から17時まで、朱印は16時(7日まで)までです。
経路の百花園は4日以降(元旦から3日以外)は入園料が必要です。コロナ禍では閉演して隣の公園で頒布していました。
毎年7日までなのですが、その年によって7日までのものと8日までのものがあるので、終了ギリギリに行く予定なら問い合わせた方が良いかもしれません。
三囲神社は、新年最初の平日(1月4日など)の午後には企業からの祈祷希望者で境内が溢れて、一般参拝者の参拝どころではなくなります。早めに行くか、新年最初の平日は避けた方がよいでしょう。
七福神めぐりの経路
これはMapFanの地図ですが、旗の付いた6か所が巡る場所となります。
歩く時間は2時間ぐらいです。途中、百花園には休憩所があります。
上側と、下側のどちらから巡るのが良いかですが、私は上側(多聞寺)から巡る方をお勧めします。
理由は、経路が長いので最終目的地が多くの交通手段のある浅草近辺の方が早く帰れるし、食事処も沢山あるためです。
また、だんだん、東京スカイツリーに近付いて行くので景観もよいです。
堀切駅からの順路詳細
東武伊勢崎線の「堀切駅」で降り、左手に荒川を見ながら歩道橋を渡って、
隅田川への支流を渡って、
線路脇の道を進みます。順路の看板がありますので目印にして進みます。前を歩く人について行けばよいのですが、看板も少なく、人がいない場合もあるので、できればスマホの歩行用ナビを使った方が迷いません。
多聞寺(毘沙門天)
最初の目的地の多門寺に着きます。ここでは毘沙門天を頒布しています。
宝船はどこでも頒布していますが、在庫が無いと戻ることにもなりかねませんので、頒布しているところで買った方がよいでしょう。
私が行ったときは宝船が1500円、七福神が1体500円でしたが、年々値上げされているので、事前にサイトで調べるか少し多めに現金は用意しておいた方がよいでしょう。
その他にもいろいろ販売されています。
「隅田川七福神めぐり 墨堤名所案内」は地元の観光案内とスタンプ帳を兼ねたものです。スタンプは各所に七福神に対応したものが置かれています。これは毎年変わっているようです。
順路の看板もあります。
ここから白髭神社までが長いです。このような普通の道を進みます。遠くに東京スカイツリーが見えます。
白鬚神社(寿老神)
やっと白髭神社に到着です。堀切駅から来ると正面ではなく横から入ることになります。
ここでは寿老神を頒布しています。
こちらが正面だと思いますが、こちらから抜けて百花園に向かいます。
白髭神社から見た景色ですが、まだ東京スカイツリーは遠いです。
向島百花園(福禄寿尊)
すぐに百花園に着きます。
4日以降は入園料がかかります。無料から150円まで年齢により変わります。
七福神めぐりは17時までですが、百花園は16:30までなので注意が必要です。
ここでは福禄寿尊を頒布しています。
園内にはこのような休憩できる場所があり、七草粥や甘酒も売っています。
園内からも東京スカイツリーが見えます。
長命寺(弁財天)
また、少し長い距離を歩いて長命寺に着きます。
長命寺は大きな通りに面しており交通量も多いので注意してください。
ここでは弁財天を頒布しています。
弘福寺(布袋尊)
すぐに弘福寺に着きます。ここでは布袋尊を頒布しています。
三囲神社(恵比寿神、大国神)
また少し歩くと最終目的地である三囲神社に着きます。
三越とあるように
ここには三越のライオンがあります。
ここでは恵比寿神と大国神を頒布しています。
頒布は鳥居を通って正面の本殿の右側で行われていますが、七福神の参拝は本殿の左に別に祭られています。
これで、隅田川七福神めぐりは終了です。
ここまで来ると東京スカイツリーもすぐそばです。
この地図の方向で三囲神社から撮影したものです。
光学50倍ズームだとこの程度まで見えます。
隅田川を渡って浅草に向かう途中の橋からの景色です。
まとめ
宝船を頒布している七福神めぐりは少ないので、行ってみてはどうでしょう。
歩いて2時間と距離は長いですが高低差は殆どありません。
なお、宝船は1年後に納めることになりますが、行けない場合は地元の神社に納めてもよいそうです。
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