G-Forceから超小型ドローンPXY CAMの改良型のPXY Wi-Fiが発売されます。
リアルタイムでドローンからの映像を見ることができるFPVタイプでスマートフォンでのコントロールも可能です。
PXY Wi-Fi
G-Forceから約半年ぶりに新製品が発売されます。
PXY Wi-Fiは昨年発売されたPXY CAMのFPV(First Person View)タイプです。FPVとはドローンに搭載されたカメラの映像をリアルタイムに見ることができるタイプです。
本体の外観はPXY CAMと同じで、色はシャンパンゴールドとロゼピンクの2種類です。
この4cm角の小さなボディーに映像のリアルタイム送信機能を内蔵できたことになります。
PXY CAMはMicroSDに映像を記録しますがAVIフォーマット(Motion JPEG)のため、カードリーダーでスマートフォンに読み込ませても特殊なアプリでないとその場で見ることができませんでした。
PXY Wi-Fiはスマートフォンに映像を飛ばすので、アプリで静止画の保存、動画の録画が可能です。
バッテリーは120mAhから150mAhに増えたことで飛行時間は3分から5分に伸びています。
コントローラーもスマートフォンを取り付けて支えられるよう大きくなっています。電池は単3電池が2本必要です。
従来機種との違い
G-Forceからは既にFPV対応の3機種が発売されています。
X300C FPVとX800 FPVはスマートフォンでドローンからの映像を見るタイプで、X4 FPVはコントローラーの液晶画面で見るタイプです。
これらの機種はドローン本体が大きいため、本体を浮かせる電力も多くなり飛行時間は6分程度とPXY Wi-Fiの5分と大差ありません。その代わり、バッテリーの交換が可能なので予備のバッテリーを使えば長時間の飛行が可能となります。
PXY Wi-Fiはバッテリーの交換ができないため、5分の飛行後、30分の充電が必要です。
また、従来機種ではスマートフォンの役割は映像を見たり録画することでしたが、PXY Wi-Fiでは、専用コントローラーを使わずスマートフォンでコントロールすることが可能となりました。
コントロールは、表示されたパッドで操作する方法と、スマートフォンを傾けて操作する方法の2種類です。
構成は、PXY Wi-Fi本体、コントローラー、スマートフォンホルダー、USB充電ケーブル、予備のプロペラ一組となっています。
価格も従来機種が15,000円程度だったのに対し、PXY Wi-Fiは実売で1万円を切っています。
まとめ
発表が発売日直前だったため、既に予約が終わっているところもありますが、1万円以下でFPVが楽しめるのは魅力です。
30分の充電もPokemon GOの影響でモバイルバッテリーが下がっていますので、ちょうどよいかもしれません。
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