CCPからはオートホバリング機能を搭載したオートホバリングドローンが、G-Forceからはカメラが搭載されたPXY CAMと、コントローラーに収納可能な超小型のPXY nanoが発売されました。
オートホバリングドローン
CCPは今まで普通のヘリコプターのような1本の軸に2組のプロペラを搭載したナノファルコンシリーズやピコファルコンシリーズを出してきました。
今夏にはカメラを搭載したナノファルコン・デジカムを発売しています。
しかし、今回はプロペラを4組搭載したクワッドコプターです。
特徴はオートホバリング機能とデモ機能です。
オートホバリング機能とはボタンを押すだけで離陸し一定の高度で停止するという機能です。
デモ機能とはオートホバリング中にデモボタンを押すと宙返りなどを自動で実行してくれます。
マニュアル操作も可能です。
大きさは手のひらサイズで、色はブルー、イエロー、グリーンの3色です。
40分のUSB充電で4分の飛行が可能です。
通信は2.4GHzの無線で、コントローラーには単4アルカリ電池4本が必要です。
価格は6,980円(税別)です。
PXY CAM
以前に手のひらサイズより小さなPXYというモデルを販売していたのですが、今回のPXY CAMは大きさは殆ど変えずにカメラを搭載してきました。
小型のカメラ搭載ヘリコプターとしてはCCPのナノファルコンデジカムがありますが、PXY CAMは2GBのMicroSDカードとUSBカードリーダーまで付属しています。
カメラは動画と静止画が撮影可能で、録画の開始・停止、写真の撮影はコントローラから操作します。
動画はAVI形式のVGA画質(640x480)、静止画もJPEG形式のVGA画質(640x480)です。
大きさは42mm角で色はオレンジとブラックの2色です。
30分のUSB充電で3分の飛行が可能です。
通信は2.4GHzの無線で、コントローラーには単4アルカリ電池2本が必要です。
価格は8,500円(税別)です。
PXY nano
こちらもPXYの発展形でPXYの機能そのままに更に小型化したものです。
特徴は本体がコントローラー前面の透明ドームに収納できるほどコンパクトなことです。
また、クワッドコプターを操縦する時に困るのは機体の前面がどちらかを把握しながらコントロールしないと、とんでもない方向に飛んでいくことです。
通常は4隅のLEDランプの色で判断しますが、PXY nanoは機体から見てコントローラーのある方向を後ろと認識しますので、操縦者は機体の回転を気にする必要が無くなります。
大きさは30mm角で色はピンクとグリーンです。
30分のUSB充電で4-5分の飛行が可能です。
通信は2.4GHzの無線で、コントローラーには単4アルカリ電池2本が必要です。
価格は5,800円(税別)です。
売れ行き
既にどの機種も販売は始まっています。
ヨドバシ・ドット・コムで見ていると、PXY CAMはすぐに売り切れてしまいました。次にPXY nanoが売り切れました。
オートホバリングドローンは、売れていないようで値下げされました。
CCPとしては初めてのクワッドコプターということもあり、G-Forceに比べて技術的にも遅れているように思えます。
ただ、操縦を楽しむのならオートホバリングドローンの方が初心者向けでよいと思います。
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