東京都八王子市の高尾山にある薬王院は、正式名称が「高尾山薬王院有喜寺」というお寺です。
喪中に神社に行くと祟られますが、忌中や喪中でも心配なことがあって御守りが欲しい場合はお寺に行くとよいでしょう。
高尾山 薬王院
以前は、近いということで府中の大國魂神社の7月20日に開催される「すもも祭」で販売される「からす団扇」を玄関の厄除けとしていました。
しかし、喪中でも問題無いだろうと「からす団扇」を玄関に置いていたところ良くないことが重なったため、神は祟ると再認識して早々に「からす団扇」を納めました。
翌年からは少し遠いですが薬王院(やくおういん)の「天狗うちわ」に変更しました。
最近は薬王院もお守りを通信販売で購入出来るようになりました。
ここに掲載されていないお守りや下駄などは薬王院に行かないと入手できません。
木札
こちらは魔除の木札、「不動剣」です。令和6年では1500円です。
こちらは「方位災難守護」の木札です。令和6年では1000円です。
説明書によると「この方位災難除御札は四方八方の各方位を守護し、方位の一切の悪事災難を免れるように御祈願した御札です」とあります。
北東の水場など間取り上、避けられない問題の対処です。
家族では初詣に川崎大師に行くのですが、川崎大師では方位守護の御札は売っていませんでした。
下駄
「腰痛平癒 健脚祈願」の下駄です。
よく見てもらうと、中央の名前が違っています。
この下駄は、裏に祈願者と日付を書いて薬王院内の指定の場所に掛けて祈願します。
お守り売り場では並べて置いてあったり、片方しか無かったりと、間違いやすいのですが、掛ける場所が違うので買う時に注意する必要があります。
掛ける場所は3か所あり、この地図で、
- 「浄心門」のすぐ左の「神変堂」
- 「山門」の手前の「俊源大徳」
- 「御本社」の左の「天狗社」
の3か所です。
「天狗社」はどちらの下駄を納めてもよいそうです。
「神変大菩薩」と書かれた下駄は、「浄心門」の先の左に見える
「神変堂」の左右の下駄を掛けるところに掛けます。
「俊源大徳」と書かれた下駄は、「山門」の手前右の
こちらに掛けます。
「天狗社」は、この「御本社」の左にあります。
こちらが「天狗社」です。
福徳弁財天洞
小学校の遠足で行ってから何度も来ているのですが、「福徳弁財天洞」の存在は知りませんでした。
この地図で
「弁天洞」とあるところです。「天狗社」の場所も載っています。
丸印の場所に
この看板がありますので矢印の方に進みます。(今は古くなって読み取り難くなっています)
進んで、
更に進んで、
通路を抜けると民家が見えてきます。
看板がありますので「弁財天洞」とある方に進みます。
左に進むと、3号路ですので高尾山山頂に向かえます。
右を見ると鳥居が見えますので、その先が「福徳弁財天洞」です。
洞窟は立って進めないほど天井が低いです。
商売繁盛、福徳円満の御利益があるそうです。
展望台から
ケーブルカーの「かすみ台展望台」の前からの写真です。今年は早めに着いたので色調は問題無いのですが、スモッグがひどいです。時刻は14:30ぐらいです。
スカイツリーは、新宿副都心のビル群の先に見えます。以下の写真は50倍ズームですが肉眼でも見えます。
東京タワーは、六本木ヒルズの右横です。
ランドマークタワーは四角いのですぐに分かります。
こちらは16:15ぐらいです。夕日で赤く染まってしまっています。
六本木ヒルズが夕日を反射して目立っています。
まとめ
場所によっては遠いかもしれませんが、京王線、中央線沿線の方は行かれてみてはいかがでしょうか。
高尾山口駅から10分ほどでケーブルカー、リフトの駅に着きます。ケーブルカーで登った場合、駅を降りて15分ほど歩くと薬王院に着きます。
お年を召した方も結構来られているので、それほどきつい道ではありません。
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