生活空間や仕事場のちょっとした塵やホコリを強力に吸引してくれるPanasonicのハンディ・スティック掃除機ですが、残念なことにブラシツールが付いていません。
ここでは、ちょうど合う大きさのブラシツールを紹介します。
Panasonicハンディ・スティック掃除機MC-SBU1F
これまで机の上やキーボードに積もったホコリなどはダスターやパソコン用の電池式掃除機を使っていました。しかし、電池では強力なモーターは回せないようでどうしても吸引力が足りません。だからと言ってダイソンなどのハンディクリーナーを持ち出すほどでもなく、取れないホコリがうっすらと残る状態でした。
昨年6月ごろ、ふと店舗の掃除機売り場に寄ったところ非常に小さな掃除機を見つけました。小さいのに非常に吸引力が強くて軽いのには驚きました。それがPanasonicのハンディ・スティック掃除機「MC-SBU1F」です。
発売は2019年3月6日ですが、結局このシリーズの後継機は出ませんでした。
特筆すべき特徴は何といっても530gと軽いことです。500mlのペットボトルぐらいです。
ただし、その軽さで強力な吸引力を実現したため使用時間は7分と非常に短くなっています。吸引力を落とせば30分は使えますが、充電時間は4時間でバッテリーの交換はできません。消耗した場合の交換用のバッテリーは販売されています。
店舗ではShark EVOPOWER W20の方が売れていました。本体は少し大きく少し重いのですが、使用時間が12分でバッテリーが交換可能なためでしょう。
どちらを買うかはメーカーに対する信頼と好みで決まるしょう。私は信頼性を取ってPanasonicのMC-SBU1Fを購入しました。
「ブラシ」ツールが無い
MC-SBU1Fを購入して家で開梱したところブラシツールが無いことに気が付きました。同梱忘れかと思って調べたところ、もともとMC-SBU1Fにはブラシツールが付属していませんでした。大きさと吸引力ばかり気にして付属品を確認するのを忘れていました。
付属するのはこの2つのツールと延長用のアルミニウムパイプだけです。
塵やホコリは静電気などで家具の表面に吸い付いており、ブラシで浮かせてやらないと強力な吸引力をもっても吸い取ることはできません。このツールも裏面はツルツルでブラツールの代わりにはなりません。
MC-SBU1Fは専用設計なので吸い込み口が標準的な掃除機より細くなっており、他の掃除機に付属するブラシツールの転用も難しそうです。
まず、内側は細すぎて合うものはありません。したがって外側を使うのですが、吸い口のスペックを調べても掃除機のホースに差し込む側、すなわち吸い口の外径しか記載されておらず、MC-SBU1Fに取り付ける内径は分かりません。そのため合いそうなものを実際に入手して調べた結果、使えそうなものを3種類見つけましたのでご紹介します。
1.HITACHI CV-7703-608 日立棚用吸口 U32
日立から販売されている掃除機用の吸い口です。
ビニールのような柔らかい素材でできており交換用のブラシも販売されています。ブラシも非常に柔らかく家具などにキズを付け難いでしょう。
取り付けると若干緩いのですが、手で押さえて掃除はできるでしょう。気になる場合はマスキングテープなどをMC-SBU1Fに巻いて調整するとよいでしょう。
Amazonでは似た製品は売っているのですが確認していないので使えるかは分かりません。
2.Panasonic AMC-TUC7 掃除機用 つぎ手パイプ
Panasonicから販売されている掃除機用のつぎ手パイプです。
ブラシツールではなくパイプだけですが、これを付けることでダイソンなどの特殊なタイプを除くキャニスター型掃除機のブラシツールが使えるようになります。
3.サンワサプライ CD-83KTN バキュームアタッチメント
サンワサプライから販売されているバキュームアタッチメントです。
この製品はキャニスター型掃除機に付けることでキャニスター型掃除機の吸引力を使って机回りなどの細かな掃除をするためのものです。
いろいろなアタッチメントが同梱されていますが組み合わせることでMC-SBU1Fにぴったりのブラシツールとなります。接続部はピッタリで緩みません。難点はアタッチメントを組み合わせるため非常に長くなってしまうことです。
掃除機のモーターに負担をかけないように吸引力を逃がす穴が開いていますがMC-SBU1Fで使うときはマスキングテープなどで塞いでしまった方がよいでしょう。
まとめ
やはり掃除機にブラシツールは必須です。もしも不便を感じたら、ここで紹介したブラシツールを試してみてください。
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