食器洗い乾燥機に必要な分岐水栓の設置について

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食器洗い乾燥機は少量の洗剤、少量の水で自動で食器を洗浄し乾燥まで行ってくれるので大変便利です。

ただし水を使うため分岐水栓が必須です。

食器洗い乾燥機のメリット

食器洗い乾燥機も普及して、容量も種類も選択肢が増えました。

食器洗い乾燥機の最大のメリットを私は衛生的であることだと思います。

通常、食器は台所用中性洗剤で洗って乾燥カゴに置いて乾燥させます。カバー付きもありますが、乾燥が不十分になりカビの問題も発生します。乾燥するまでカゴに置いておくので、Gが歩いている可能性もあり衛生的とは言えません。

一方、食器洗い乾燥機は洗浄から乾燥まで密閉された庫内で行われるのでGが入ることはありません。必要なら高温洗浄や高温乾燥で殺菌することもできます。これは手洗いでは不可能です。

分岐水栓が必要

このように便利な食器洗い乾燥機ですが、設置には水を供給する分岐水栓が必要です。分岐水栓は洗濯機を設置する場所の水道に付いているものと同様の口ですが、キッチンの蛇口には普通は付いていません。そのため食器洗い乾燥機を設置する場合は予め分岐水栓を設置しておく必要があります。

最近は水を貯めておくタンクを使うタイプもありますが、毎日使うものですから、分岐水栓で水を供給する方が使いやすいでしょう。

ところが、キッチンの蛇口は非常に多くの種類があり、対応する分岐水栓も一般には入手できないものがほとんどです。

そのような場合は分岐水栓付きの蛇口に交換する必要があります。マンションなどの場合は勝手に交換できない場合もすでしょう。

そのため蛇口のメーカーと型番から分岐水栓を探して水道屋さん工事を依頼することになります。

UR住宅の場合

食器洗い乾燥機の分岐水栓は洗濯機の物と構造は同じなので、Unidyやハンズなどのホームセンターで入手できるものが使えれば自分で設置が可能です。

私はところは、当時メーカーのサイトで検索しても分岐水栓が見つからず、水道屋さんに設置可能か調べてもらい、分岐水栓が販売されているとのことで設置してもらいました。

2006年に設置してもらい、現在は入手出来ないかもしれませんので、購入時に確認して下さい。

Dish-Washer-01

このタイプ(左が分岐水栓)ですが、FTT(株式会社ファインテック高橋)のJTK-501Sというタイプだそうで対応分岐水栓はFT-502というもので8,000円でした。

取り付け前の状態です。

Dish-Washer-02

上部だけ外して交換します。

Dish-Washer-03

通常、温水側にして、やけどしない程度のお湯で使用しているなら、温水側につけた方が経済的です。(あまり高温の温水が食器洗い機に流れないように注意して下さい)

Panasonicのサイトで検索するとCB-SXF6というINAX用のものが検索されました。INAX用のものは蛇口が高くなるので使い難く感じる場合はFT-502を探してみた方がよいでしょう。

なお、FT-502に付いているバルブ(青い取手のもの)はホースが外れた場合の水漏れ防止機構は付いていなかったため、この写真では東急ハンズで購入した分岐水栓に付いていた水漏れ防止機構付きのバルブ(白い取手のもの)に交換しています。

Dish-Washer-04

まとめ

食器洗い乾燥機は設置までが大変ですが、設置してしまえば衛生的で家事も楽になります。

この記事を書いた人
Solomon

物をただ使うのではなく、より便利に、より使いやすくするにはどうすればよいかを検討して、改造することに興味をそそられます。100均で珍しいものを見つけても更にこれを組み合わせれば、もっと使いやすいものが安価で手に入ると思ってしまいます。

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コメント

  1. だっくん より:

    はじめまして。 家も同じ型の水道なので購入したいのですが・・・
    質問があります。
    FT-502はどこのメーカーなのでしょうか?

  2. Solomon より:

    FT-502は、FTT(株式会社ファインテック高橋)から発売されているようですが、工事業者またはUR経由などでないと入手出来ないかもしれません。

  3. だっくん より:

    一度、URに問い合わせてみます。
    ありがとうございました。

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